初めての大連

もはや初めてとはいえない回数になりました。
大連で見たことや感じたことを
まとめます。
文化ギャップをはじめとして
興味深いことが多い日々です。
中国外注企業の見積もりは厳しい?
中国を外注先としている日本業者には、
元高の影響もあり内陸や別の国に委託先を移すところもあるようだ。

でも、実は大連でもまだまだ問題なかったりする。


日本案件実績のある企業は高い。
条件も厳しいのでちょっとした仕様変更にも敏感でその都度、
工数や作業負荷の話を持ち出される。
(これは作業の「余白」を含んだ想定で考えてもらうことが
少ないことも影響している)

だが、その一方で、売り出し中の現地企業はそうでないことが多い。
だが、更にその一方で、思うようにならないこともある。
今日はそんなお話。


先日、ある中国企業に見積もりの依頼をしたとき、
ちょっと困惑したやりとりがあった。
これは私のスタッフと現地企業との交渉を行った。

以下はそのスタッフと現地企業社長の会話(私の想定含む)
※ちなみに見積もり単価は弊社の許容範囲50円前後

ス「あなたの会社はこの作業ができるか?(サンプル提示)」
社「できる」
ス「今回の精度は99%だが問題ないか?」
社「問題ない」
ス「1件いくらだ?」
社「精度99%ならば1件500円」
社「ただし、もし間違えが一件でもあれば全額不要」


このような流れだったようだ。
そもそも見積もり提示の単価が無茶苦茶なのと、問題は「精度の条件」だ。
「99%」は精度としてはかなり低い。
それを「精度99%ならば・・・」って感じである。
100件作業すれば1件間違いがあるということだ。

そもそもこの業者は通常何パーセントでやっているのか疑問だ。
だから結果論だが、質問の仕方として始めに

ス「お宅は作業の精度どれくらいか?」と聞いていれば

多分経験上、99.5%とか100%と言っていたと思う。
従い結果的にも金額提示額も違っていたと思うのである。

だが、これでいいのか、というと良くない。


こちらの業者にはそれきりとなったが、
安すぎてもある意味危険だし
このようなことがあっても難しいし、大変である。

それでも、私の感心、興味は尽きない。

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| 中国とビジネス | 11:40 | comments(0) | trackbacks(0)
外注先の管理能力を考える
外注先の管理者はどこまで、どのようなもののレベルを
どのくらい有している必要があるだろうか?


そんなことを改めて考える機会があった。
私の知る限り外注先担当者(中国人)は、
どんなに少なくともこれからやる業務の内容を理解する必要がある。

よくあるパターンとしては「はじめだけ」知っていて、
あとは現場スタッフにお任せと言うパターンだ。

簡単に言うと社内間での「作業丸投げ」だ。
この方法が間違っているということはないだろうが、
私の経験上、作業全体の精度が落ちることが多い。

例えば、何か問題、確認事項が発生して、
その担当者に問い合わせをしても、すぐに回答が戻ってこず、
担当者は現場の担当者に「直訳」する。
だが、現場の担当者のスキルが低いと直訳の内容が理解できないか
(この場合はまだ良い)、勘違いした捕らえ方をする。

こうなると「明後日(意味不明)回答」になる。
まずいのはこの「明後日回答」が本来は違うのだが、求めている回答と
重なる点がある場合、この時点で日本側も「誤解に基づいた回答」と気づくことが難しい。
ワーストケースが全ての結果が出た後で「意味が違った」と気づくこと。


こうならない為には、日本側は相手の理解度を探る意識の深さを常に見る力も
必要だし、中国側にもこのような意識を持ってもらう必要がある。

こういう企業は中々ないが、実際にある。
そしてそういう企業こそが信頼を得るのだろうと思う。

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