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タクシーネタ
タクシーに乗る限りネタが続く、そんな風に思う今日この頃である。
さて、先日のタクシーで思わぬ場面に出くわした。

その日は雨が降っていてやや視界不良だ。
いつものように私はタクシーでホテルに向かっていた。

荒い運転に私も慣れていたはずだが今日のそれは一味違った。
本当にきわどいのだ。当たると思って声を上げてしまったほどだ。
運転手の顔を見るとどうも穏やかでない雰囲気だ。

「!」状況が読めてきた。
どうやら別のタクシーが前方へ割り込んで来たことに対して
相当怒っているようだ。

そしてこの運転手は目の前を走るこの割り込みタクシーを
隣の車線から無理やり追い越し返そうとしているのが分かった。
だがこの隣車線の10メートル前方には更に別の車が走っている。

つまり私たちのタクシーが追い越すには10メートルしかない。
そしてこの運転手はやってのけた。この10メートル間で急進トップギア。
背中が椅子に少し張り付いた。
しかも追い抜きながら割り込みタクシーに幅寄せしていく高等技術。





「・・・」すでに私は固まっている。





「ぶつかる!」、「危ない!」何度も心で叫ぶほどきわどい
駆け引きが続いている。
追い抜いてからは今度は双方時速10キロ程度の超スローなデッドヒート。

ついに私の運転手は幅寄せで割り込みタクシーの前方を塞ぎ、
無理やり止めさせることに成功した。
その後、車を降りて怒鳴りながら向こうのタクシーに走っていった。

雨が降っていたのでガラス越しには見えずらい。
だが向こうの運転手も降りていてその胸ぐらをつかんいるようだ。




運転手が怒鳴りあうのはしょっちゅうで
私自身が見慣れていることもありバクバク感はない。

結局不満を晴らし?運転席に戻ってきた。
「OK?」私は聞いてみた。

「ぁあっ!?」運転手はどうやらまだ興奮が残っているようだ。
だが同時に私が中国人でないことが分かった素振りだった。

ぶつぶつ言いながら運転再開。


ホテルに着いた頃はかなり落ち着いているようだった。
「Hi,OK?」再度聞いた。



今度は彼はうなずいた。しかも恥ずかしそうに。
「あんなに怒鳴って恥かしがるとは何でやねん!」そう言いたかったが
中国語が分からない私はただただ笑い返していた。



そしていつものように料金を払いタクシーを降りた。

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author:gw-china, category:-, 21:53
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