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中国企業や中国人と仕事の効率を上げるには
初めて仕事で中国に行ったのが上海。
2002年のこと。あれから5年が経過した。

当時は金融系の日系企業にいて、
現地採用の中国人の働き方はすごかったのを覚えている。
残業を厭わなく、中国語、日本語、英語のトライリンガルで
仕事をしていた。
その前年にアメリカで仕事をしたときは
17:00に業務が終了し、その30分後には日本人スタッフが
まばらに残り、19:00になると自分だけという環境だったので
そのギャップもあり、すごいと感じたのだった(これが当たり前かも)。



さて、色々な中国人や企業と出会って、仲良くなる人もいれば、
その場限りの人もいる。
私のこんな小さな会社でも日本企業であると言えば、
笑顔で迎えてくれる人もいる(ただし目が¥マーク状態)。


また最近は日本語のできる中国人が直接
「御社のサイト見ましタ。突然ですガ・・」

とメールが届く。

これまでの経験を踏まえると中国企業や中国人と仕事をしていく上で
いくつかのポイントが見えてくる。

以前にも書いたが、話す全てのことに対し、「問題ナイ」と回答してくるというのが
リスクであるということも分かった。


私たちは日本の業務案件のいくつかを中国企業と連携して作業している。
その中で連携する中国企業をどのように選別するかいくつかポイントを
考えてみたい。

こういったポイントをクリアできれば
たとえ日本側が一人企業でも連携や提携は十分可能だと思う。

■中国企業に日本語が使えるスタッフがいる
日本側で中国語ができなければ、中国側で用意してもらう必要がある。
もっとも連携を考えている企業のほとんどが日本語が可能であるので
ポイントはその日本語のレベルだ。
日本語検定一級は当てにできない。メールでも会話でも、
私たちは無意識のうちに「含み」がある日本語を使う。
この含みまで理解できるかがポイントなると思う。
参考:コミュニケーションで気をつけること

■日本語が使えるスタッフが複数常駐している
日本語ができるスタッフが一人しかいない場合、
その人が例えば風邪で休むとその日は伝えたいことが
あってもできない。
ただ「複数いるから大丈夫ネ」という企業も本当に
大丈夫か確認する必要がある。
私の経験的に「大丈夫」という認識レベル自体に
差があることがあるからだ。

■カレンダーの暦
中国の休みは日本と異なる。中国側で言えば、
春節や国慶節がそれにあたる。

■既に日本案件の実績がある
これは依頼する案件に慣れているか、いないかで作業に
大変な支障をきたすことがあったので実績は必要である。

■支払は後払い
これは最悪パターンを想定したリスクヘッジである。
全て納品し確認した後に支払を行う。
なお、日本企業の案件に精通した中国企業は初めての作業を受注する際、
価格を安くしてくれることが多い。
これは信頼を得る手段だと思うが、
コストが更に削減できることがある。
また支払口座、支払先、通貨も気になるところである。

■作業の成果物を固める
基本的に中国側企業は、日本側から指示された通りに
実行する(それができていないことも少なくないが)。
その点において、作業の進行上問題がなければ
間違いが起こりうる指示内容であっても
指摘されることが少ない。

指示にある作業が阻害される問題に対しては問い合わせが来るが、
含みのある捉え方をしていないことが多く、こちらの指示が
何らかの理由によりずれていても、「指示通り行いましタ」の
回答があるだけだ。
こうした問題を回避するには成果物の仕様を
固める必要があると思う。
もっともこの辺は中国企業側の管理者レベルにも依存する。

■付加価値を求めすぎない
上記にも関連するが、指示があって作業が成立するので
(これは中国企業に限ったことではないと思うが)
プラスαを求めた回答は難しいと思う。


このほかセキュリティを意識しているかなどもあるが、
Pマーク的なものや、ISOを取得しているなど客観的に
判断できる内容もあるが、だから完璧か、というとそうではないと思う。
その根拠は以前の企業で情報セキュリティは完璧と言っている企業で
打合せしたとき、他社の日本案件が記載された裏紙を使っていたことで
そう判断している。
情報管理は日本の大手企業でも漏洩が発生していることを考えると
その管理体制は容易でないことが理解できる。

その意味において、(私の知る)中国企業はむしろ
「情報自体に価値がある」という発想が少ないと思われ
意図的な漏洩は少ないかもしれない。
とはいえ、実際に現場を見ることも必要だと思う。
私の知っている中国企業はオフィス入り口に指紋センターを
導入していた。

ただ下記のようなこともあるので注意が必要だ。
日本の客を確保する為には・・・

こういった点から、初めて連携する場合は
最悪日本で作業やり直し可能である案件を依頼することも
考慮した方がよいと思う。

いずれにしても中国企業側もやる気に満ちていることは
感じ取れると思うので、
要はボタンの掛け違いにならないようにすることが大事だと思う。





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author:gw-china, category:中国とビジネス, 19:56
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