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目的は一体何?仕事?それとも・・・
ちょっと前の話になるが、ある出来事があった。


保税区の会社を訪問した後、うちのスタッフと市内へ向かう車中にて、
スタッフの電話が鳴った。

ス「投資家の李さんがアナタに紹介したい人がいる言っていまス」
私「誰?」
ス「会計事務所の人みたいデス」

既に別の予定も入っていたが、どうしても今すぐ来て欲しいとの
ことだった。

何だろうかと考えたが、ポジティブな内容だと捉え、予定を変更し
その人の所へ向かうことにした。


早速その事務所に行くと、投資家の人と私に会いたいと言っている
会計事務所の方がいた。
その方は40〜50代くらいの会計士の女性であった。

部屋に入り、話が始まった。


「お若いですネ」、「どこに住んでいるのですカ」など
お決まり的な会話からスタートした。

通訳を兼ねているうちのスタッフが特段私に振らず、
お決まりの同じ回答をする。


そして、「さあ本題いきましょう」になっていくのだが
やや自己紹介的な話が長い。


ス「『家族とは同居していますカ?』と聞いています」

私への関心がよほど強いのだろうか?
あまり尋ねられない質問が出てきた。
私は適当に回答していた。

すると私の両親の話にもなってきた。
話は続き、会話は既にプライバシー権限内に突入している。

???
ちょっと状況が見えてこない。


その女性がお茶の交換をしているとき、
うちのスタッフを見て、目で話す。
私「何これ?」

スタッフも理解したようで「ワカリマセン」の意で首を斜めに振る。


そして身の上話が続く。
ちらっと同席していた投資家の李さん、彼はあさっての方を見ながら
自分のヒゲのそり残しを抜いている。




そして私はだんだん不快になってきた。

仕事の話がないならもう帰ろうと思っていた瞬間、
スタッフが言う。

「今、彼女は人を呼んでいまス」
「はっ?誰?」

「分かりませんネ、でも女性が来るそうでス」

それを聞いて、嫌な気持ちが増幅した。
私はさらに突っ込んで聞いてみた。
「どんな人?何で来るの?」
「彼女の親戚みたいでス、大学を卒業したばかりです。
私も意味分かりませんネ」

私は中国語ができないというと
会計事務所の女性は英語で会話して欲しいという。
私のアメリカでの勤務経験があると知っていて、
私のサバイバルコミュニケーションレベルの英語力が
いつの間にかにネイティブ並に評価されていた。


私は「何の為に私を呼んだのか」事の状況が理解できてきた。
まさか中国で。。。


礼節を重んじ、私は頑張った。
だがもう駄目だなと思ったとき、女性が「来ました」と言った。



仕事の話でなかった不快感と不安も入り混じりながら
呼ばれた女性の方を見た。

まだ部屋に入っておらず、モザイクガラス越しにシルエットが映る。
そしてドアが開いた。




ス「・・・・」
私「・・・・」






不快感が飛んだ。

失礼のない様に対応し、しばらく話をして会計事務所を後にした。
後日、その親戚の女性と話をし全てを確認した。
日本の家庭にもあるような話で親心を配慮して事務所まで来たとの事。

親戚の女性とは、それ以来会っていないが、会計士の女性とは
今でも仕事において協力を頂いている。

恐らく最初で最後となる貴重な体験だった。


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author:gw-china, category:中国とビジネス, 11:17
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